⑥ネガティブな内容のブログでアクセスは増えるのか?

世の中の人気ブログを見てると気が付くことがあります。

とても平和的で、ネガティブな内容が少ないです。

印象も明るいし光ってますよね。

読むと明るい気持ちになります。

 

なので、ブログでアクセスアップを考えるなら、

ネガティブな記事はなるべく書かない方がいいというのは、

ある意味で王道かなと思ったりします。

 

思うに、ネガティブなことを発信することで、

ブログのアクセスアップや稼ぐことを考えているとしたら、

多分それは間違った非効率な方法だと思います。

今日は、その話を書きたいなと思います。

 

ネガティブなブログ記事とは何か?

ところで、世の中の「ブログの書き方」的なブログを読んでも、

ネガティブな記事は書かないほう良いと言う人は多くいます。

 

でも、ネガティブ記事ってなんだ?

と言う疑問が湧いてきます。

実際、ネガティブなブログを書かない方がいいと言ってる人でも、

この定義が非常にあいまいなことが多いです。

 

さらに、その記事が、一見してポジティブのように見えても、

読み手には、なぜかネガティブな印象が残るものもあります。

 

なので、ここでは、その定義をハッキリさせたいのですが、

ネガティブな内容を含む記事とは、

対象を明らかに文章上で否定する記事であるということです。

 

なので、その意味で言うと、

「ネガティブなブログを発信すべきでない!」

という内容のブログも、ネガティブブログとなりますね。

 

バッシング記事がネガティブ記事の最たるもの

ネガティブ記事で一番わかりやすいのが「バッシング記事」です。

政治家やその政策、または芸能人の不祥事などを否定する記事です。

 

政治系のバッシング記事は非常によく見かけます。

ていうか、ジャーナリストや報道関係者は、それが仕事ですので仕方ないんですが、

 

否定することで、世の中へ事実を知らしめることが重要ですし、

それが時代の要請する正義であったりするわけですから、

例え不愉快な記事でも甘受せざるを得ないのかなと思ったりします。

 

でも、報道関係者やニュースサイトでなく、

一般の人がブログでアクセスアップを狙ってるなら注意が必要です。

 

政治を例にとってみても、よく考えてみればわかることです。

保守的な人は蓮舫さんや共産党の小池さんが何か少しでも否定的なことを言うと、

ものすごくイライラすると思いますが(笑)、

つまり、否定する対象を支持する人が必ず存在するわけなのです。

 

なので、ブログで「日本は2位でいいんです」って書けば、

ブログを読んでいる保守層は「こんなブログ二度と読むか!」ってなるわけです。

そういうアクセスが減る状況を、わざわざブログで作り出しているわけです。

 

単純に読者が減ることが、「アクセスアップを考えているなら、

ネガティブなブログを書かない方がいいよ」っていう最大の理由です。

 

良いものを良いというブログが批判される?

先ほどチラっと書いたんですが、

一見してポジティブな内容に見えても、

なぜかネガティブなブログだと思われることもあります。

そういう場合は対処の仕様がないので我慢しましょう!苦笑

 

それゆえ、ネガティブブログの定義を、

「明確に文章の中で対象を否定するブログ」

と書きました。

 

つまり、人間って、その時の状況や立場、精神状態によって、

攻撃されてないのにされた気になる「被害妄想」に陥ることが多々あるんです。

 

例えば、「自分の上司はこんなに良い人です」というブログを書いたとします。

そこには人を褒めることしか書かれておらず、

文章上、ネガティブ要素は全くないです。

 

が、ブログを書いた人とはまったく無関係で通りすがりの、

「部下からも社長からも信頼されていないダメ上司」がそれを読んだとします。

実は、そのダメ上司からすると、そのブログを読むと嫉妬の感情が起こるのです。

 

そして、ダメ上司は自分が攻撃された、批判されたと思い込んで、

「そんなの普通だろ、その程度で『良い上司』なんて、幸せなヤツ。」

とブログにコメントしたりするのです。

 

恐らく、ブログにコメントされた人は混乱するはずです。

「なんで、そんなことを言われなければならないのだろう?」

「ていうか、こいつ、誰?」

怖いですね、赤の他人に、いきなりタメ口で否定されて。苦笑

 

でも、これは「ダメ上司のコメントの書き方」の問題であり、

これと似たような「やんわりと嫉妬」的なコメントは、

ブログよりもSNSで多く見かけますし、

まさにこれは人間の基本的な行動原理なのです。

 

これを気にしていたら、いよいよブログなんか書けませんが、

でも、ネガティブ、ポジティブにかかわらずブログを書くということは、

自分が想像するよりも相手の感情を予期せず揺さぶるということを、

認識しておいた方がいいでしょうね。

 

ネガティブ記事でアクセスアップは狙えるのか?

ところで、ネット界隈には「炎上」というワードがありますが、

 

今は昔ほどではないでしょうけど、

炎上狙いでアクセスアップを考えている人は多々いると思います。

炎上狙いでネガティブな記事を書いてアクセスを稼ぐ手法です。

炎上ブロガーを自称している人もいますね。

 

ぼくもツイッターなどで「炎上」とまでは行かなくても、

狙ってもないのに結果としてネガティブな意見がブワっと集まった時に、

「お、来た来た!」と思ってしまうことはあります。

 

でも、あまり良い気分ではありません。

このブログでも批判的なコメントが付くことがありますが気分は悪いです。

 

とはいえ、自分の主張に何らかの反響があったということで、

他人の興味対象を知れたり、

主張した意義を再認識できるメリットはあります。

それに反論することで、さらに主張を広めることができたりもします。

 

でも、決して狙ってるわけではないんですよね。

つまり、敢えて反対派がイラッとするように嫌味をちょいちょい混ぜるとか、

表現を激しく誇張して書くとか、故意にそういうことはしてません。

ていうか、僕はそこまでクールな人間ではありません。苦笑

それに、故意にやったら真意が伝わらなくなる恐れがありますからね。

 

 

それでも、ポジティブ記事と比べると大きな反響を得やすいというのは、

ネガティブ記事のメリットだと思いますし、

たまに大手企業や有名人のアカウントでも、

「ちょっと煽ってるな」って思う記事やSNSのコメントは見かけます。

 

なので、正直なところ、ネガティブ記事による炎上狙いは、

まだまだ有効なのではないかと感じています。

 

ネガティブ記事でアクセスアップを狙うのは非効率と思う

でも、ネガティブ記事でアクセスアップを狙おうとか、

ブログで稼ごうと思ってるなら、それは一般人にとっては非効率だと思います。

 

やはり、最初に書きましたが、

人間って様々ですから、

多くの人が反対してるだろうと思って書いたことが、

一部の人は賛成だったとか普通にあり得ますから、

自分に反対する意見の読者にケンカを売ることになり、

その分のアクセス数を手放してしまうことになります。

 

 

そもそも芸能人だからこそ「アンチな読者」が付くのであって、

一般人のブログは「嫌なら見ない」で終わりですからね。苦笑

僕も、それで読むのをやめたブログはいくつかあります。

今まで楽しく読んでたのに、たった1記事だけど社会正義的に許せない内容の記事があったのです。

なので、逆を考えればネガティブなことを書くと間違いなく損です。

 

それを考えれば反対している人も、「そういう意見もあるんだね」と、

安心して読めるブログの方が有利に決まってます。

 

もちろん、ネガティブキャンペーンという言葉もある通り、

ライバルの商品をディスることで売りたい商品を売るという手法もありますから、

一定の効果はあると思いますけど、そういうビジネスのブログはまた別ですね。

 

それでも敢えてネガティブを書く理由はあるのか

思うに、ネガティブなブログを書こうと思うなら、

アクセスアップとか、稼ごうとか考えない方がいいです。

ていうか、幅広い読者への迎合と両立したネガティブ記事なんてそもそも書けません。笑

 

結果としてアクセスがアップしたとか、

そういうことはあるかもしれませんが、

最初から期待して書くのは一般人のブロガーにとって非効率だと思います。

 

それに、なんだか「違う」気がするのもあります。

ネガティブブログってのは、いわゆる世の中への主張であります。

主張系のブログの根本の目的は「世の中が変わってほしいという願い」です。

 

誤解のないように、その思いは神聖で健全なのだとか、

決して、そういう意味ではありませんからね!苦笑

 

単に、それが一番の目的と言う意味です。

アクセスアップは二の次なのです。

 

まずは、現状を知ってもらうこと、そして、理解してもらうこと。

問題の詳細を認識したうえで、

じゃあ、どうすれば世の中にとって最善か?

を考えてもらうということが重要なのです。

 

単にネガティブ=悪口ではなく、

その背景にある問題点を指摘して改善していこうという思いを、

多くの人と共有することが一番の目的なのです。

 

たまに内容があまりに貧弱で論拠も極端に薄いネガティブ主張系ブログがありますが

そういうのを見ると、ただの広告ブログだなって思っちゃいますよね。。。

なので、非効率どころか無駄だと思いますね。

 

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